
GIGABYTEは、新型ゲーミングモニター3モデルを11月21日に発売する。価格はオープンプライスとなっているが、実売予想価格として31.5型4K QD-OLED「MO32U2」が17万9,800円、27型WQHD「M27Q2 QD ICE」が4万6,800円前後、34型UWQHD湾曲「G34WQC2」が5万6,800円前後となる見込み。いずれもゲーマー向けに特化した高性能モデルで、リフレッシュレートやHDR、色域対応など最新仕様を備えている。
MO32U2 ― 31.5型 4K QD-OLED・最大240Hzのハイエンドモデル
QD-OLEDパネル採用による圧倒的な画質と応答速度
MO32U2は、31.5型の4K(3,840×2,160)解像度にQD-OLEDパネルを採用したGIGABYTEの最新ハイエンドモデル。
最大240Hzのリフレッシュレートと0.03ms(GTG)の驚異的な応答速度により、FPSやレースゲームなど高速描画が求められるタイトルでも極めて滑らかな映像を提供する。
HDR性能と色域の広さ
・DisplayHDR True Black 400認証
・DCI-P3 99%カバー
・ClearMR 13000認証によるモーションブラー低減
OLEDならではの深い黒表現と鮮明な発色により、映画鑑賞やクリエイティブ用途でも優れた表示品質を実現している。
ゲーム向け機能と焼き付き対策
・FreeSync Premium Pro
・G-SYNC Compatible
・ブラックイコライザー2.0
・OLED VRRアンチフリッカー(ちらつき軽減)
さらに、AIアルゴリズムを用いた焼き付き防止機能を搭載し、OLED特有のリスクを抑制している。
インターフェイスと仕様
・HDMI 2.1 ×2
・DisplayPort 1.4
・USB Type-C
・5W+5Wスピーカー
・イヤフォンジャック
サイズは718.3×240×610.45mm、重量7.95kg。
M27Q2 QD ICE ― 27型WQHD、最大210Hz対応の白色筐体ゲーミングモニター
Super Speed IPS × 量子ドットで高速かつ高画質
27型WQHD(2,560×1,440)のSuper Speed IPSパネルを採用し、標準200Hz、オーバークロック時210Hzに対応。
量子ドット技術により広色域DCI-P3 99%をカバーし、DisplayHDR 400認証により高い映像品質を提供する。
ゲーミング向け独自機能も充実
・G-SYNC Compatible
・タクティカルスイッチ2.0
(表示を24.5型相当に変更、アスペクト比4:3化などが可能)
・KVMスイッチ機能搭載
白色筐体のスタイリッシュなデザインも特徴で、デスク周りの雰囲気づくりにも最適。
インターフェイスと仕様
・HDMI 2.0 ×2
・DisplayPort 1.4
・USB Type-C
・イヤフォンジャック
本体サイズは612×192×515mm、重量5.91kg。
G34WQC2 ― 34型UWQHD・湾曲率1500Rのウルトラワイドゲーミングモデル
没入感を高める1500Rの湾曲VAパネル
G34WQC2は、34型UWQHD(3,440×1,440)のVAパネルを採用し、1500Rの湾曲率によって高い没入感を実現。最大200Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度により、ワイド表示ながら高速動作を両立している。
HDR・FreeSync Premium対応
・DisplayHDR 400認証
・FreeSync Premium サポート
広視野角と高コントラスト(4,000:1)で、ウルトラワイドでも鮮明な映像を提供する。
複数入力に対応した柔軟な表示機能
・HDMI 2.0 ×2
・DisplayPort 1.4 ×2
ピクチャ・イン・ピクチャ(PIP)
ピクチャ・バイ・ピクチャ(PBP)
これらの機能により複数デバイスの同時表示が可能で、作業用としても優秀。
本体サイズは808×220×534.6mm、重量7.36kg。
まとめ
GIGABYTEが発表した3つのゲーミングモニターは、4K QD-OLEDの超ハイエンドからWQHD高速IPSモデル、34型UWQHD湾曲モデルまで幅広いラインアップを揃えている。
いずれも高リフレッシュレート、HDR対応、ゲーミング機能の豊富さなど、現代のゲーム環境で求められる要素をしっかり押さえた製品だ。
用途や予算、設置環境に合わせて最適なモデルを選べる構成となっており、11月21日の発売日はゲーマーにとって注目すべきタイミングと言える。









