
JAPANNEXTは11月14日、量子ドット有機ELパネル(QD-OLED)を採用した31.5型湾曲ゲーミングモニター「JN-QOLC315G240U-HSC6」を発売する。直販価格は16万9,800円で、4K×240Hzの高リフレッシュレートに対応したハイエンドモデルとして登場する。1,700Rの強い湾曲パネルにより、視界を包み込むような高い没入感を提供する設計となっている。
JN-QOLC315G240U-HSC6の主な特徴
QD-OLEDによる圧倒的な映像美と没入感
本製品は量子ドット有機EL(QD-OLED)パネルを採用し、深い黒表現と高輝度によるコントラストの高さが特徴。解像度は3,840×2,160の4K、リフレッシュレートは240Hz、中間色応答速度は0.03msと非常に高速で、FPSやレースゲームなど動きの激しいシーンでも残像を感じさせない表示が可能となっている。
さらに1,700Rの曲面パネルにより、視野全体が画面に包み込まれるような没入感を実現する。
色再現性とキャリブレーションによる高精度な表示性能
広色域をカバーしたプロレベルの色再現
色域はsRGB 100%、DCI-P3 99%、Adobe RGB 95%に対応し、ゲーミングだけではなくクリエイター向けの用途にも十分対応できる表示品質を備える。
工場出荷時にキャリブレーション済みのため、購入後すぐに精度の高い発色を利用できる。
USB-C給電対応の豊富な接続端子
ケーブル1本で映像と給電の両立が可能
USB Type-C端子は映像入力に対応し、さらにUSB Power Deliveryで最大65Wの給電が可能。ノートPCの接続時に電源アダプタが不要になり、デスク環境をすっきりとした状態で運用できる。
そのほか、HDMI 2.1×2、DisplayPort、音声出力端子を備え、複数のデバイス接続にも対応する。
PBP/PIP、KVM、焼き付き防止など便利機能も充実
複数入力の同時表示やデバイス切替が可能
PBP/PIPによる画面分割表示や、複数デバイスを1組のキーボード・マウスで操作できるKVM機能を搭載。複数PCを扱うユーザーにとって使い勝手の良い設計となっている。
また、有機EL特有の焼き付きリスクを軽減する保護機能も備えている。
スタンド調整幅の広さと実用的な本体サイズ
姿勢やレイアウトに合わせた柔軟な調整
スタンドは-5~+20度のチルト、左右20度のスイベル、120mmの昇降に対応し、ユーザーの環境に合わせて最適な位置に調整できる。
VESA 75×75mmにも対応しており、モニターアームでの設置も可能。本体サイズは714×303×510~630mm、重量は約6.7kgとなっている。
まとめ
JAPANNEXT「JN-QOLC315G240U-HSC6」は、QD-OLED採用・4K・240Hzという現行最高クラスのスペックを備えたハイエンドゲーミングモニターだ。1,700Rの湾曲パネルによる没入感、USB-C 65W給電、KVMなどの利便性、広色域とキャリブレーション済みの高精度表示など、ゲーマーからクリエイターまで幅広いユーザーに対応する機能を持つ。最新の高性能モニターを求めるユーザーにとって、有力な選択肢となるだろう。









