
イヤホンブランド「TANCHJIM」の新作有線イヤホン3モデル「ORIGIN LOST MANOR」「FOLA」「NORA」が、11月28日より発売しました。いずれもオープン価格で、音質設計・デザイン・付属品までこだわり抜かれた最新モデル。用途ごとに特徴が異なり、オーディオファン必見のラインナップとなっています。
3モデルの予想実売価格とラインナップ
今回登場する3モデルは、すべて方向性の異なる設計で、ファンの幅広いニーズに応える仕様となっています。
- ORIGIN LOST MANOR:81,000円前後
- FOLA:29,100円前後
- NORA:17,300円前後
それぞれが独自の音響技術や筐体設計を採用し、TANCHJIMらしい精密なサウンドとデザインを楽しめるモデルに仕上げられています。
上位モデルからモニター向けまで幅広く展開
ORIGINシリーズの限定モデルから、多用途モデル、モニター特化モデルまで揃っており、好みや用途に合わせて選びやすい点も今回の特徴です。
ORIGIN LOST MANOR:最新磁気回路×限定デザインのフラッグシップモデル
「ORIGIN LOST MANOR」は、2024年に発売されたORIGINをベースに音響構造を再設計し、最新の“DMT 5 Ultra”フルサイズ磁気回路ダイナミックドライバーを搭載した数量限定モデルです。
最新ドライバーと独自構造で高い変換効率を実現
磁気回路の最大化により、電気信号から音への変換効率が向上。
高域のエネルギーバランスを整える新開発ウェーブガイドフェイスプレートにより、ボーカル帯域の透明感や自然な質感が魅力です。
また、耳の形状データに基づく新設計エアベントにより、長時間装着時のこもりを軽減し、快適性も向上。
音質は3種類の交換ノズル(ブライト/スタンダード/ダイナミック)で好みに調整可能です。
付属ケーブル・アートブック・限定加工デザインが特徴
銅銀ハイブリッドLitzケーブルを採用し、3.5mm/4.4mm/Type-Cプラグに標準対応。
レーザー彫刻による人物像やエンブレム、立体感のあるダイヤパターンなど、外観の作り込みもハイレベル。
さらに限定付属品としてアートブック『LOST MANOR』が付属します。
FOLA:ゲーム・映像にも対応した多用途ハイコスパモデル
「FOLA」は、音楽だけでなくゲームや映像視聴にも最適化された多用途モデル。
真鍮製ガイドとデュアルマグネット回路の“DMT 5”ドライバーにより、高い変換効率と低歪みを両立しています。
HRTF対応バーチャル7.1/5.1ch再生に対応(Android/Windows)
TANCHJIM独自アプリ「TANCHJIM CENTER」と連携することで、HRTFベースのバーチャル7.1ch/5.1ch再生に対応。
FPSゲームの足音把握や映画の臨場感が大きく向上します。
PUエッジ+DLCドーム振動板とウェーブガイドフェイスプレートにより、高域の伝送効率をさらに強化。
セミオープン型のリアキャビティと低乱流インナーチャンバーにより、ボーカルや高音楽器の繊細な表情が自然に引き立ちます。
3種の交換ノズルと3種の交換式プラグで幅広い環境に対応
ノズル(ブライト/スタンダード/ダイナミック)で音質を切り替え、
3.5mm/4.4mm/DSP内蔵Type-Cプラグでデバイスを選ばず使用可能。
ゲームから音楽までこれ一本でこなせる万能イヤホンです。
NORA:モニター用途に特化した高解像度モデル
「NORA」は、透明感のある自然な音を目指したモニター特化型イヤホンです。
医療グレード樹脂とサファイアガラスを組み合わせた軽量筐体で、最大35dBの高遮音を実現しています。
複合振動板×独自チャンバーで細部まで正確に再生
DLCドーム+PUエッジの複合振動板を採用し、ピークを抑えた自然な音色を実現。
内部チャンバーは音の散乱を抑えるアレイ構造となっており、滑らかな内部処理によって高音域の細かなディテールまで精密に描写します。
再生周波数帯域は2Hz-48kHz、感度125dB、インピーダンス16Ωとスペックも高水準。
付属プラグは3.5mmと4.4mmの2種類を用意しています。
まとめ
11月28日に登場した3モデルは、いずれも方向性が異なりながらTANCHJIMの最新技術を採用した注目モデルです。
ハイエンドの限定モデル「ORIGIN LOST MANOR」、多用途の「FOLA」、モニター向けの「NORA」。
自分の使い方に合わせて選べるラインナップとなっており、オーディオファンは要チェックです。







