Thermaltake「The Tower 600」シリーズに5つの新色が登場。八角柱デザインPCケースがさらに個性的に進化

Thermaltakeの八角柱ボディ採用PCケース「The Tower 600」シリーズに、バンブルビー、バブルピンク、ミントストロベリー、バターキャラメル、モカムースの5色が新たに追加された。
さらに、同シリーズ専用の横置きスタンド「Chassis Stand Kit for The Tower 600」も各カラーに合わせてラインナップ。
いずれもAmazonおよびビックカメラグループ限定で発売され、ケースは約30,480円、スタンドは約6,980円となっている。

The Tower 600シリーズの概要と特徴

八角柱デザインによる圧倒的な存在感と高いカスタマイズ性

The Tower 600シリーズは、縦型の八角柱形状を採用したミドルタワーPCケースとして高い人気を誇るモデル。
ATX、microATX、Mini-ITXのマザーボードに対応し、最大220mmのATX電源にも対応するなど、拡張性と使いやすさを両立させている。

新色モデルにより、よりユーザーの個性に合わせたカスタマイズが可能になった。

優れたエアフローと冷却性能を実現

最大420mmラジエーターと13基のファンに対応

The Tower 600は右側面に最大420mmの水冷ラジエーターを搭載でき、さらに最大13基のケースファンを取り付け可能。
前面・側面のエアインテークに加え、上面・背面からの排熱を組み合わせることで効率的なエアフローを構築できる。

冷却重視のゲーミングPC構築においても十分対応できる設計となっている。

組み立てやメンテナンス性を高めるモジュラー構造

ツールレス開閉と細部まで分解できるDMD構造

The Tower 600には、細部まで分解できる「Dismantlable Modular Design(DMD)」が採用されている。
フロントおよびサイドパネルはツールレスで開閉できるため、組み立て後のパーツ交換や清掃もスムーズ。

ユーザービリティを徹底的に追求した構造が大きな魅力となっている。

背面コネクタマザーボードに対応した最新設計

MSI・GIGABYTE・ASUSの背面配線モデルに対応

The Tower 600は、近年増えている背面コネクタ設計のマザーボードに対応。
対応シリーズは以下の通り。

  • MSI Project Zero
  • GIGABYTE PROJECT STEALTH
  • ASUS BTFシリーズ

対応マザーボードとして「MSI B760M PROJECT ZERO」「MSI B650M PROJECT ZERO」の名前が挙げられている。

配線を背面にまとめることで、フロントビューを美しく保てるのも魅力だ。

本体仕様と拡張性

大型GPUや高性能クーラーに対応した余裕ある内部設計

The Tower 600の外形寸法は、幅420mm、高さ550mm、奥行286.4mm。重量は約9.7kg。
対応パーツの主な仕様は以下の通り。

  • GPU長:電源カバー使用時 280mm / 非使用時 400mm
  • CPUクーラー高:最大210mm
  • 拡張スロット:7基
  • ドライブベイ:3.5インチ×1または2.5インチ×2(トレイ)、2.5インチ×1(ブラケット)
  • 付属ファン:上面にCT140(140mmファン)×2

ガラスパネルには強化ガラスを採用し、内部パーツのライティングも美しく演出できる。

専用スタンドで横置きにカスタマイズ可能

カラーに合わせたスタンドを追加購入可能

別売りの「Chassis Stand Kit for The Tower 600」を使用すれば、縦型筐体を横置きに変更できる。
新色5種それぞれに対応したスタンドが用意されており、統一感のあるレイアウトが楽しめる。

設置環境やインテリアに合わせて自由に配置できる点も本シリーズの大きな魅力だ。

まとめ

The Tower 600シリーズは、個性あふれる八角柱デザインと高い拡張性を兼ね備えたミドルタワーケースとして多くのユーザーに支持されてきた。
今回追加された5カラーにより、より幅広いスタイルにマッチする構成が可能に。
冷却性能、メンテナンス性、背面コネクタ対応など、最新PCビルドの要件をしっかり押さえた万能ケースとして、ゲーマーからクリエイターまで強くおすすめできる製品に仕上がっている。

Twitterでフォローしよう

PickUp
おすすめの記事