
「配信を始めたいけど何を買えばいいかわからない」——PCゲーム配信・雑談配信・ゲーム実況など、配信の種類は多様でも、最初に揃えるべき機材の基本は共通しています。
この記事では配信に必要な機材の種類と選び方を解説したうえで、初心者が最初に揃えるべきおすすめ機材5選を紹介します。
この記事でわかること
- 配信に必要な機材の種類と役割
- 音声機材(マイク・ヘッドセット・スピーカー)の選び方
- 初心者向けおすすめ機材5選の詳細スペック
- 機材を揃える順番とステップアップの考え方
配信に必要な機材リスト
ゲーム配信・雑談配信を始めるために最低限必要な機材は以下の5種類です。
| 機材 | 役割 | 優先度 |
|---|---|---|
| PC | OBSなど配信ソフトを動かす | 必須 |
| マイク | 声を視聴者に届ける | 高 |
| ヘッドセット / ヘッドフォン | ゲーム音・通話のモニタリング | 高 |
| スピーカー | 配信中の音声確認・BGM再生 | 中 |
| ウェブカメラ | 顔出し配信・リアクション | 任意 |
最初から全部揃える必要はありません。まずマイクとヘッドセットを優先し、環境が整ったらスピーカーやカメラを追加するのが無駄のない進め方です。
音声機材の選び方
マイクの種類:USBマイク vs XLRマイク
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| USBマイク | PCに直接接続・機材が少なくて済む | 初心者・シンプルに始めたい方 |
| XLRマイク | オーディオインターフェース必要・音質が高い | 音質にこだわりたい・配信を本格化したい方 |
配信を始めるならUSBマイクが第一選択です。ドライバー不要でPCに挿すだけで使えるため、初期設定のハードルが低く、音質も実用十分なモデルが多数あります。
マイクの指向性
- カーディオイド(単一指向性):正面の音を集中して拾う。配信・実況・一人語りに最適
- 4パターン切替:ステレオ・双指向性など複数人での収録にも対応。用途が広い
一人での配信にはカーディオイド固定タイプで十分です。複数人での対談配信を想定するなら4パターン切替モデルが便利です。
ヘッドセット vs ヘッドフォン+外付けマイク
- ヘッドセット(マイク一体型):1台でゲームサウンドのモニタリングと通話に対応。場所を取らない
- ヘッドフォン+外付けマイク:それぞれ専用品のため音質・マイク性能が高い。机上スペースが必要
まずヘッドセット1台から始め、音質やマイク性能に不満が出たタイミングで外付けマイクを追加するのが合理的です。
モニタースピーカー
配信中の音質確認やBGM再生にはモニタースピーカーが向いています。一般的なPCスピーカーと異なり、原音に忠実な音を再現するため、配信に乗せる音を正確に把握できます。
初心者向けおすすめ機材5選【2026年版】
① Audio-Technica AT2020USB-X|定番USBコンデンサーマイク
Audio-Technicaの定番コンデンサーマイク「AT2020」シリーズのUSBモデル最新版です。USB Type-C接続・24bit/96kHz対応で、配信・実況・ポッドキャストまで幅広く使えるスタンダードな1本です。
スペック:
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 接続方式 | USB Type-C |
| 指向性 | カーディオイド(単一指向性) |
| サンプリングレート | 24bit / 96kHz |
| 周波数特性 | 20Hz〜20kHz |
| 参考価格 | ¥16,980〜 |
- USB Type-Cでドライバー不要・プラグ&プレイで簡単接続
- カーディオイド指向性で背後のノイズを拾いにくい
- 24bit/96kHzの高解像度録音でクリアな声を配信に届ける
② HyperX QuadCast S|RGB・4指向性切替対応USBマイク
配信者・ストリーマーに人気のHyperX製USBマイクです。4パターンの指向性切替とRGBライティングを搭載し、一人配信から複数人の対談収録まで対応できる汎用性の高いモデルです。
スペック:
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 接続方式 | USB |
| 指向性 | 4パターン切替(ステレオ・カーディオイド・双指向性・無指向性) |
| 特徴 | タップミュート・内部ラバーダンパー・RGB LED |
| 参考価格 | ¥29,701〜 |
- タップミュート機能でトークの合間に素早くミュート可能
- 内部ラバーダンパーで机の振動音を低減
- RGBライティングでデスクのセットアップと統一感が出る
③ HyperX Cloud III|有線ゲーミングヘッドセット・配信兼用
配信と日常のゲームプレイどちらにも使えるコスパの高い有線ヘッドセットです。53mm大口径ドライバーとDTSサラウンドで没入感の高いゲームサウンドを実現し、取り外し可能なブームマイクで配信時の音声収録にも対応します。
スペック:
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ドライバーサイズ | 53mm |
| 接続方式 | USB-A / 3.5mmミニプラグ |
| マイク | 取り外し可能・LEDミュートインジケーター付き |
| 空間オーディオ | DTS Headphone:X |
| 参考価格 | ¥10,980〜 |
- 外付けマイクなしで配信音声とゲームサウンドをこれ1台でカバー
- マイク不使用時は取り外せてヘッドフォンとして使える
- PS5・PC・スマホ・Switch対応でマルチデバイス利用可
④ Edifier MR4|モニタースピーカー・配信音声確認に最適
Edifierのエントリー向けアクティブモニタースピーカーです。最大42W出力・TRSバランス入力対応で、配信中の音声確認やBGM・SEのモニタリングに使えるコスパの高いモデルです。
スペック:
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 最大出力 | 42W(21W + 21W) |
| 接続端子 | TRSバランス・RCA・AUX(3.5mm)・ヘッドホン出力 |
| 参考価格 | ¥16,977〜 |
- TRSバランス入力でオーディオインターフェースとの接続にも対応
- RCA・AUX入力でPC・スマホなど複数デバイスからの入力が可能
- ヘッドホン出力付きでスピーカーとヘッドフォンを手軽に切り替えられる
⑤ Edifier HECATE G2S|ワイヤレス・トライモード対応ゲーミングヘッドセット
Bluetooth 5.4・2.4GHz・USB-Aの3接続に対応したワイヤレスヘッドセットです。ケーブルレスで動きやすく、AIノイズキャンセリングマイク搭載で配信中の音声品質も確保できます。
スペック:
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ドライバーサイズ | 50mm(チタンプレート) |
| 接続方式 | Bluetooth 5.4 / 2.4GHz / USB-A(トライモード) |
| マイク | AIノイズキャンセリング・感度 -32dB |
| サラウンド | 7.1バーチャルサラウンド |
| 重量 | 約252g |
- 3接続対応でPC・スマホ・ゲーム機を1台でカバー
- AIノイズキャンセリングマイクで環境音を除去してクリアな声を届ける
- ケーブルレスで長時間配信中の動きやすさを確保
機材を揃える順番
配信を始める際、すべての機材を一度に揃える必要はありません。以下のステップで段階的に整えるのが費用対効果の面でおすすめです。
ステップ1:まずヘッドセット1台(〜¥15,000)
HyperX Cloud IIIのようなマイク付きヘッドセットがあれば、ゲームのモニタリングと配信音声収録を1台で賄えます。最初の投資を抑えながら配信を開始するのに最適なスタートです。
ステップ2:外付けマイクを追加(〜¥20,000)
視聴者から「声が聞き取りにくい」「ノイズが気になる」というフィードバックが増えたら、Audio-Technica AT2020USB-Xのような専用USBマイクへのアップグレードを検討しましょう。音声品質が一段上がります。
ステップ3:モニタースピーカーを導入(〜¥20,000)
配信内容が増えBGMやSEを多用するようになったら、Edifier MR4のようなモニタースピーカーを追加すると音声バランスの確認がしやすくなります。
ステップ4:上位ワイヤレスヘッドセットへ移行
長時間配信でのケーブルの煩わしさが気になり始めたら、Edifier HECATE G2Sのようなワイヤレスモデルへの切り替えを検討しましょう。
よくある質問
配信用マイクはヘッドセットのマイクで代用できますか?
はい、最初は代用できます。HyperX Cloud IIIのような取り外し可能なブームマイク付きヘッドセットは、音声品質も実用レベルを確保しています。ただし、外付けの専用コンデンサーマイクに比べると音の細かさ・クリアさでは差が出ます。視聴者数が増えてきたタイミングや、音声品質へのコメントが増えたタイミングで専用マイクへの移行を検討するのがおすすめです。
OBSなどの配信ソフトは無料で使えますか?
OBS Studio(Open Broadcaster Software)は無料で使用できる定番の配信ソフトです。ゲーム配信・雑談配信・画面共有など幅広い用途に対応しており、世界中の配信者が利用しています。基本機能は無料で、追加プラグインも多数公開されています。
配信PCの推奨スペックはどのくらいですか?
1080p/60fps配信を安定して行うには、目安としてCPU:Core i5またはRyzen 5以上、RAM:16GB以上、GPU:GTX 1660またはRX 580以上が推奨されます。配信エンコードはCPUまたはGPUに負荷がかかるため、ゲームと配信を同時に行う場合はゲーム単独より高いスペックが求められます。
まとめ
配信環境は「まず音声から」が鉄則です。視聴者が最初に評価するのはマイクの音質であり、映像よりも音声が配信体験に大きく影響します。
揃える優先順位:
- ヘッドセット(マイク兼用):HyperX Cloud III(¥10,980〜)
- USBマイク(音声品質アップ):AT2020USB-X(¥16,980〜)/ HyperX QuadCast S(¥29,701〜)
- モニタースピーカー:Edifier MR4(¥16,977〜)
- ワイヤレスヘッドセット:Edifier HECATE G2S
ヘッドセット・マイクはe☆イヤホンで複数ブランドを比較しながら選べます。
Edifier MR4・HECATE G2SはEdifier公式サイトでお求めいただけます。
本記事は公式サイトおよび各種公開情報をもとに作成しています。価格・スペックは変更される場合があるため、最新情報は各メーカーの公式サイトをご確認ください。
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